「パソコンの買い替え時期がきたな」と感じたとき、色々と迷いますよね。
もしWindows PCを新調しようとしているとしたら、ちょっと待ってください。
実は多くのユーザーにとって、中古PCの方が、ベストな選択肢になる可能性があります。
なぜ中古PCがコスト面で優れ、性能においても十分なものとなり得るのかを触れつつ、中古PC購入の際に押さえておくべきポイントや注意すべき事項について、解説していきます。
もしかすると、新品にこだわる必要はないかもしれませんよ。
新品と中古のWindows PCの価格差について
新しいPCを購入する際、イメージする価格帯はどれくらいでしょうか?
おそらくですけど新品だと10万円台〜20万円をイメージする方が多いかなと思います。
もしその中で「高スペックは自分に必要ないから、中くらいのとこでいいかな」くらいに考えている方は、中古市場を視野に入れると、ちょっと見える景色が変わってきます。
通常、新品のPCは最新のパーツや仕様を備えていて、高価になりがちです。
これに対して、中古PCは1年や2年前のモデルであることが一般的ですが、価格は著しく低くなります。
ただこの価格差は「型落ち」によって安くなっているだけで「性能面」ではその差はほとんどないことが多いです。
例えば、新品のハイエンドなノートブックが数十万円で販売されているとすると、同等の性能を持つ中古のモデルは半額以下で手に入ることがよくあります。
もしあなたが「動画編集や画像編集に興味がなく、文章が打ててYouTubeが視聴できる」くらいのスペックがあれば充分だと考えているなら、もっとコストを抑えられるかもしれません。
ただし、中古PCを選ぶ際には性能や状態に十分な注意が必要です。
安価で手に入る反面、壊れやすい部分がある可能性もあります。
次のセクションでは、コスパの良い中古PCの特徴や選び方について掘り下げていきます。
中古販売店で購入する
大前提として、フリマアプリで個人から購入することはおすすめしません。
掘り出し物が見つかる可能性はあるかもしれませんが、信頼性は低いです。
中古PCの購入を考える際は、中古販売店を選ぶことをおすすめします。
これは、業者が信頼性の高い商品を提供するからです。
信頼性というのは「一定の品質」と「期間保証」を提供するという意味です。
また、定評のあるメーカーの商品を取り扱っているので、安心して選ぶことができます。
商品の状態についても、中古販売業者は徹底的な検査やクリーニングを行います。
ノートPCの場合、バッテリーも換装している場合がほとんですので、買ったばかりなのに使えない、ということも考えにくいです。
また、購入後にもサポートや保証を提供してくれるため、その点も安心です。
通常、販売した商品に対する一定の期間の保証を提供しています。
保証期間は業者によって異なりますが、通常は数ヶ月から1年間の保証期間が付いています。
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中古PCの選び方
PCのスペックを理解することは、自分に合った機種を選び、ニーズに合った性能を得るために重要です。
以下に、一般的なスペック項目とその見方を解説します。
「動画編集や画像編集に興味がなく、文章が打ててYouTubeが視聴できる」くらいの推奨スペックも記載しますので、参考にしてみてください。
プロセッサー (CPU)
見方:Intel Core i5-11600Kなど。
解説:プロセッサーの性能はモデルやシリーズにより異なります。Intel CPUでは、後ろの数字の、先頭の1桁ないし2桁の数字が世代を表しています。たとえばcore i5-7200uなら第7世代、Core i5-11600Kなら第11世代と判断できます。
推奨:Intel Celeronと書いていれば避けましょう。Core i5以上で相当古い世代でなければ問題ありません。PC選びでいちばん価格に反映されるパーツなので、予算との兼ね合いになります。
メモリ (RAM):
見方:8GB, 16GB, 32GB など。
解説:メモリ容量は同時に実行できるタスクの数や大きなファイルの処理に影響します。
推奨:8GBあれば特に問題ありません。4GBのPCは避けましょう。
ストレージ:
見方:256GB SSD, 1TB HDD など。
解説:SSDは高速でアプリケーションやファイルの読み書きが速いため、主にOSや頻繁にアクセスするデータの保存に適しています。HDDは容量が大きく、主に大量のデータの保管に使われます。
推奨:SSDをお勧めします。HDDと書いていたら避けましょう。容量は動作速度にあまり関係ない部分です。動画や画像を多く保存しないなら、256GB。不安なら余裕を持って512GBにしてもいいかもです。デスクトップなら、システム用がSSDで保存用がHDDという選択肢でもいいと思います。
まとめ
個人的な感覚では、本文中で例に出している「動画編集や画像編集に興味がなく、文章が打ててYouTubeが視聴できる」くらいの推奨スペックなら、感覚的に3〜5万円かな、というところです。
新品で購入するとなると、10万円は超えますし、メーカー品なら余計なソフトも付いてきたりで、コストが掛かっちゃいます。
私自身、Windowsの中古PCを何度か買い替えていますが、何の支障もなく快適に使えています。
買換えのコストが安い点もおすすめできるポイントだと思います。
あとは、
・フリマアプリで購入しない
・質の低いスペックのPCをつかまない
ということに注意すれば問題ありません。
専門用語多くてわかりにくいって方は、実際探しながら何度か見返していただければ幸いです。