オフィスにしても、自宅の仕事スペースにしても、長時間の座りっぱなしに不安を感じることがあると思います。
スタンディングデスクの導入は、現代のオフィス環境における健康と生産性の改善に重要な役割を果たしています。
特に「FlexiSpot」というスタンディングデスクは、現状、安価でありながら、高い耐久性があり注目を集めています。
本記事では、約5年ほど使用している筆者の使用感などを踏まえて、FlexiSpotの特徴やオススメポイントを解説していきます。
健康上の利点
スタンディングデスクの導入を考えるいちばんの動機は、座り作業による健康上の不安ではないでしょうか?
そういった利点について、ざっと見てみましょう。
筋肉活動の増加
長時間座っていると筋肉が活動しなくなり、健康問題を引き起こす可能性があります。
また、お尻から太もも裏を圧迫することで、神経痛の原因になることもあるそうです。
立って作業をすることにより、このリスクを軽減できます。
姿勢を改善したり、背中の痛みを軽減させる
自分の体に合った作業環境を構築することは、良い姿勢を促し、背中や首の痛みを減らすのに役立ちます。
気分の向上
立って作業をすることで、やる気が高まり、気分も改善されることが報告されているようです。
立ち作業が生きる場面
立ち作業をする時は大体以下のシチュエーションです。
「集中したい時」「気合を入れたい時」「眠気を感じた時」「zoomミーティング」「姿勢が悪いと感じた時」「動きたいと感じた時」・・・などです。
ミーティングの時なんかは、意識して頑張らなくても、気持ち前向きになって自然に声も出たりするので、良いかなと思います。
作業が行き詰まった時に、ちょっと足踏みするだけでも、気分がリフレッシュします。
次のセクションでは、機能面について、筆者なり使用感を踏まえて「FlexiSpot」を推すポイントを解説します。
FlexiSpotを推す理由
耐久性
何といっても、いちばんの推しポイントは「耐久性」です。
最も安価なモデルのものでも、耐荷重「50kg」あります。
筆者が購入した「E7」というモデルは耐荷重「125kg」です。
大人2人くらい乗っても大丈夫、ということですね。
導入する過程で、モニターアームを付ける際、デスクに乗っかって取り付けたりしたのですが、それくらいちょっと雑に扱っても大丈夫でした。
脚パーツと天板とが別売りになっていて、天板に関しても厚みがあって、耐久性の高いものが選択できます。
別売りなので、割高感があるように感じますが、実際トータル10万円以下で、ここまで耐久性とカスタム性を備えたものとなると、選択肢は少ないです。
昇降の最低値
スタンディングデスクですので、立ち姿勢に最適な高さは、ある程度万人に対応できる昇降範囲になっています。
これは問題ないです。
ただ、せっかくの昇降式デスクですので、座り姿勢の時にも、自分に合った高さなのかも、確認して欲しいポイントです。
おそらくほとんど人は、デスクでパソコンを使います。
パソコンを使用するときの最適な高さは「デスクに肘が楽に置ける高さ」です。
つまり、キーボードを操作するのに楽な姿勢が良い、ということです。
筆者の場合、規格品のデスクだと、ちょっと天板の位置が高いと感じました。
で、迷った挙句にFlexiSpot「E7」を導入しました。
昇降範囲「58cm〜123cm」です。
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デスクって、実は規格があって、大体の規格品の高さは63cmになっています。
そのせいかは不明ですが、色々調べた当時、昇降デスクで58cmまで下がるもので、安価で丈夫で、サイズも選べるもの、となると選択肢はほとんどありませんでした。
なので、ぜひ昇降範囲の最低値も確保できるものをおすすめします。
スタンディングデスクの選び方
筆者が悩んだ点は、以下の2点でした。
昇降を操作するリモコンは、気になるなら、見えない場所にも設置できますので、あまり気にしなくて良いと思います。筆者は、天板と脚の接地面あたりの、目につかない位置に貼っつけています。
設置場所のサイズ
使用する場所に合わせたサイズを選ぶのが大前提です。
FlexiSpotのスタンディングデスクは、カスタマイズが豊富ですので、天板サイズを変えるだけで、設置位置に合わせることができます。
選ぶモデルにもよりますが、幅120〜210cmまで選択肢がありますので、ホームページで確認してみてください。
昇降範囲
前のセクションで触れたように、昇降範囲を確認することを強くすすめます。
繰り返しになりますが、座ってパソコン作業をされる時は、実際少しは低めのデスクの方が合っていることが多いです。
昇降範囲の最低値も選考基準にすることをおすすめします。
まとめ
筆者は「肩こり」と「姿勢の悪さ」、「生産性の向上」や「創造性の向上」を期待して導入しました。
日頃は、作業やその時の気分によって、使い分けています。
筆者自身は、導入前に大きな問題を抱えていたわけではありません。
とは言え、「肩こり」と「姿勢の悪さ」は自覚がありました。
「生産性の向上」や「創造性の向上」なんかも期待して導入しました。
結論、導入したことに結構満足しています。
もちろん、道具はただの道具ですので、全ての悩みが劇的に改善するというものでもありません。
しかし、今使っているものが壊れて、買い替えるとしたら、次も迷わず昇降式デスクを購入します。
立ち作業と座り作業で、モードが切り替わる感じは、作業環境に良い変化をもたらしてくれます。
ぜひ、とり入れてみてください!