「寝具が合ってないみたいで、背中が痛い」
「なんとなく寝つきが悪い」
睡眠の悩みは、多くの人が持っています。
精神的なことや身体的な事情があるなど、原因は様々だとは思います。
しかし根本的に、睡眠環境を整えることは、生活の質を底上げすることにつながります。
快適な睡眠を確保することは、睡眠時だけではなくて、日頃の作業効率をあげたり、バイオリズムを整えるのに必須です。
筆者も睡眠の悩みを持っていた頃は、いろいろな寝具を試してみました。
失敗もいろいろありました。
新品の時は良かったのに、すぐヘタって寝心地が悪くなるものもありました。
いろいろ試す中で、マニフレックスのマットレスを使い始めたのですが、なんだかんだでもう10年以上使っています。
そこでマニフレックスの高反発マットレスについて、筆者の体験も踏まえて解説していきたいと思います。
高反発マットレスとは
高反発マットレスは、一般的なマットレスとは違った特徴を持っています。
質感で言えば、ちょっと硬いスポンジみたいな感じです(実際はもっと高機能ですよ)。
睡眠の質を向上させることを目的に作られていて、寝具にとって最適な機能性を持っています。
弾力性とサポート力
体重をかけたときにしっかりと反発する力を持っています。
体の各部分の負担が均等になるように、体圧を効果的に分散させます。
例えば、深く沈みやすい腰部分では、マットレスから反発力がかかり、他に力が分散される、というような感じです。
通気性
通気性の高い素材なので、湿気や熱がこもりにくいのが特徴です。
暑くて寝苦しい夜でも快適に眠ることができます。
ここが高反発マットレスの唯一のデメリットでもあるのですが、保温性はありません。
冬は、敷き毛布等を使用しないと、ちょっと寒いです。
とはいえ、湿気の多い日本では、通気性の良いマットレスを使用することのメリットの方が、優っていると思います。
また、通気性に関しては、そういった体感温度の差を感じるほど、機能性に優れているとも言えます。
耐久性
一般的に、高反発マットレスは耐久性があるとされています。
形状の変形や沈み込みが少ないため、長期間にわたって品質の変化が少ないです。
また、通気性が良いため、ダニやカビの繁殖を抑えやすく、衛生的です。
アレルギーを持つ人にも適しているとされています。
マニフレックスについて
マットレスを選ぶとき、何を基準に選べばいいのか。
選択肢が多くて迷われると思います。
筆者はいろいろ迷って試す中で、マニフレックスのマットレスに落ち着いたわけですが、その推しポイントをまとめてみました。
価格
マットレスは価格帯が上から下までいろいろあって、どう選んでいいかわからないですよね。
マニフレックスの商品は、高機能商品なので、安くはありません。
なんですけど、世の中の高機能マットレスの価格を調べてみたところ、10万円以上はするものが多い印象でした。
筆者が使っているものは、マニフレックスの基本モデル「246」というものですが、シングルサイズで5万円です。
マットレスって、高価な素材である必要性はないですよね。
高機能であれば充分なので、高級である必要はない。
マニフレックスは機能性マットレスの中では、安価な印象だったわけです。
自社開発の素材
「エリオセル」という自社開発の素材を使用しているようです。
「水で発泡させた次世代高反発フォーム」らしいですが、筆者は専門外なので、気になる方は確認してみてください。
以下引用です。
芯材の「エリオセル®」はドイツの検査機関「LGA Germany」の耐久性テストをクリアしており、まくらで3年、マットレスでは最長15年、寝具では非常に稀な長期保証を設けています。高反発による良質な寝心地を長期に渡って保証していますので、安心してご購入・ご使用いただけます。
イタリアの老舗ブランド
マニフレックスはイタリアのブランドで、50年以上の歴史があります。
イタリア製の製品は、デザインと品質の面で世界的に評価されていて、マニフレックス製品は世界75カ国で利用されています。
耐久性と高機能を兼ね備えた商品を、50年にもわたって提供し続けている実績があります。
少なくとも、自社開発の製品をそれだけ長く販売できる、ということは信頼感に繋がるのではないでしょうか。
導入に対しての注意
もし現在、綿布団を使っていたり、高反発マットレスとは違う環境だった場合、導入直後は寝心地が悪くて後悔するかもしれません。
そこで、そういった場合の筆者の考えです。
環境の変化に慣れるまでの期間はある
店舗等で寝心地を試してみて、相性が良いと思っても、寝具が変わると違和感はあるものです。
ただ、それは合わないんじゃなくて「慣れ」の問題です。
「良し!」と感じた感覚は本物なので、体が慣れるまで使うことをおすすめします。
実際、そんなに時間はかからないと思います。
まとめ
よく言われる話ですが「1日のうち大半の時間を睡眠にあててるから、寝具への投資は大事だよ」みたいなこと聞きますよね。
実際、睡眠環境を整えてみると、その通りだなと思います。
やってることは「睡眠環境を良くする」というより、「睡眠環境のストレスをなくす」という感覚だと思います。
マットレスを変えるだけで、環境は大きく変わります。
ストレスを少しでも感じるなら、ぜひ取り入れてみてください!